前回、学力格差は幼児期から始まるのか?という論文について書きました。
その中で出てきたのが、3H(ほめる・はげます・視野をひろげる)という言葉。
これを提唱している内田伸子先生って一体何者なんだろう……?🤔と気になって、調べてみました。
そしたら…まさかの、あの子の生みの親!でした🐯
内田伸子先生って、何者?
まずは経歴から。
…と、ここまででもうすごいんですが、私が「えっ」となったのはここでした。
しまじろうパペットを考案・開発したのが内田先生。
しまじろう…!七夕ちゃん大好きなんですよ!
入会してないけど!笑
急に距離が縮まりました😂
3Hってなに?ほめる・はげます・ひろげる
3Hは、内田先生が提唱している声かけの考え方です。ほめる・はげます・(視野を)ひろげるの頭文字が全部Hだから3H。
ひとつずつ見ていきます。
① ほめる|よその子じゃなく「ちょっと前のその子」と比べる
子どもって、自分では自分の成長に気づけないんですよね。だから少し前と比べて、具体的にほめるのがいいそうです。
よその子と比べるのはNG。あと、できなかったときこそ、頑張ってた過程をほめるのが大事だそうです。結果じゃなくてプロセス。
② はげます|ちょっとだけ上の目標に
いきなり高い目標を立てても、大人だってしんどいですよね。
なのでほんの少しだけ上の目標を置いて、肯定的な言葉で背中を押す。
小さい目標をクリアするたびに「頑張ればできる」が積み上がっていく、という考え方です。
③ ひろげる|答えじゃなく、別の視点を渡す
3Hのなかで、いちばん「なんだろう?」と思ったのが、コレ。
「ひろげる」は、正解を渡すんじゃなくてヒントを渡すこと。
ひとりだと、今までと違うやり方ってなかなか思いつかない。そこに視点を変える言葉をそっと置く感じですね。
大事なのは、子ども自身が考える余地を残すこと。ぜんぶ説明しちゃうと、考えるチャンスがなくなっちゃうから。
3Hの前提は「頭は先回り、援助は後から」
この言葉がいちばん刺さりました
内田先生は、3Hのベースにある「共有型しつけ」をこう表現しています。
先に手は出さない。でも、困ったときにすぐ動けるように、頭のなかでは準備しておく。
これ、けっこう難しいやつですよね。つい先に手を出したくなる😅
やらないほうがいいこと3つ
内田先生が挙げているNGパターンがこちら。
定義も解説も答えも、余すところなく与えてしまわない
いい・悪いの判決を下さない
「〜しなさい」ではなく「〜したら?」
3つめがいいなと思ったのが、提案の形なら、子どもは「やりたくない」と断れるということ。
断れる余地があるって、大事なんですね。命令だと、断る選択肢が最初からないもんな…と思いました🤔
1歳でも、できることはある
うちはまだ1歳1ヶ月なので、「ひろげる」はどう考えても先の話です😅
でも「ほめる」は今からできるなと思って。しかも「昨日と比べる」なら、この時期こそ毎日いくらでもネタがあるんですよね。昨日できなかったことが今日できてたりするので。
「対話が大事」というのも、まだ会話にならなくても読み聞かせや紙芝居ならできるかなと思ってます。
まとめ
元になった論文の話は学力格差は幼児期から始まる?の記事にまとめてます。よければあわせてどうぞ📚
【参考】内田伸子(2017)「学力格差は幼児期から始まるか?」『教育社会学研究』第100集/小学館の幼児教室ドラキッズ『まなびドア』/一般社団法人平和政策研究所「子どもの養育環境改善の提言」/Wikipedia「内田伸子」
