妊娠糖尿病と切迫早産で、私は“介護される妊婦”になった
現在、妊娠糖尿病で食事制限中なうえに、子宮頸管が短くなってしまい、医師から安静指示を受けている私。
ほとんど寝たきりで、母に食事から洗濯まで、すべての身の回りの世話をしてもらってます。
動くとお腹が張るし、ごはんを食べると眠くなるしで、一日中横になっている状態。
本当は実家に戻ったんだから家のことを手伝いたいけど、今はそれすら叶わない…。
それでも母は毎日、私の妊娠糖尿病を気遣って蒸し野菜中心の食事を3食きっちり作ってくれています。
【事件発生】小学4年の姪っ子が爆発!「なんでKOIのせいでこんなクサイの食べらないかんと!」
同居している妹と小学4年の姪っ子。
姪っ子は野菜が苦手で、蒸し野菜にもいつも渋々付き合ってくれている感じ。
そんなある日、母がちょっと手を抜いて(?)
小松菜・ナス・ワカメの味噌汁を食卓に出しました。
すると姪っ子が、
「野菜クサイ!まずい!」
と味噌汁の具をお箸でつつきながら、ついに爆発。
「なんでKOIお姉ちゃんのせいでこんなクサイの食べらないかんと!」
シーーン…となる食卓。
私は心臓をエグられるようにショックを受け、言葉も出ず…。
すぐに母が姪に向かって、
「家族のためやろも!!」
とピシャリ。
でも姪っ子にとって「誰かのため」なんて言葉はまだ難しい。
学校に塾に宿題に、忙しい日々。
その中で唯一の楽しみが「ごはん」だったはず。
味の濃い料理から薄味&蒸し野菜中心の食生活に変わり、
大好きだったふりかけや韓国海苔も禁止され、
しまいには私から「塩分とりすぎばい!」と叱られる。
…これは確かにキツいよね😑
私は、自分の都合を押し付けすぎていたことに気づきました。
たとえ「良かれと思って」でも、
相手が望んでいないなら、それは自己満足の親切。
演劇の稽古でよく言われたあの言葉を思い出しました。
「最初から全部見てた人ならともかく、一部分だけ見て偉そうに言うなよ」
まさに私がやってたこと…😢
翌朝の奇跡!姪っ子がレタスを準備してくれた…!
翌朝。私はいつものように「レタス+全粒粉パン」の朝食。
なんと、まさかの…姪っ子がレタスを準備してくれてたんです。
しかも、
「にんじんも食べる?」
って…😭
昨日あんなに怒ってたのに…!
たぶん、姪なりに気まずさとか罪悪感を感じてくれて、
こういう形で行動にしてくれたんだと思います。
その優しさに、昨日えぐられた心臓が修復されました😇
妊娠糖尿病になって見えた、家族のありがたさ
妊娠糖尿病になってから、本当にいろんな人に迷惑をかけてる。
でも、
- 母は毎日蒸し野菜と食事の世話をしてくれて、
- 妹は全粒粉パンを買ってきてくれたり、血糖値を気にかけてくれるし、
- 姉は車で片道1時間の産院まで送ってくれる。
みんな私とお腹の赤ちゃんのために動いてくれている。
「こんなに家族って協力してくれるんだなぁ…」って改めて感じました🙏
【まとめ】妊娠糖尿病でも“ありがとう”の気持ちは忘れずに
妊娠糖尿病になって、食事制限もあって、身体も思うように動かせなくて…。
つらい日々の中、イライラしてしまうこともある。
でも、支えてくれる家族への「ありがとう」は忘れずにいたい。
今の私には、その一言しか返せないから。