X(旧Twitter)で流れてきたこのニュース。
「ハイハインからカドミウムが検出されて台湾の水際検査で不合格になった」
…って見た瞬間、「え、うちの子食べてるんだけど!?」って焦った人、めちゃくちゃいますよね💦
私もすぐに調べまくりました。で、いろいろ見ていくと「日本と台湾で基準値が違う」ということがわかってきて。これ、ちゃんと理解しておきたい!と思ったので、一緒に整理していきますね。
そもそも今回、何が起きたの?
2026年5月、台湾の食品当局が日本から輸入した乳幼児向け米菓の2ロットを、水際検査で不合格にしたことが発表されました。
理由は、カドミウムの検出量が台湾の基準値を超えていたから。検出されたのは1kgあたり0.045mg〜0.074mgで、台湾の乳幼児向け食品の基準値(0.040mg/kg)をわずかに超えていました。
ちなみに今回だけの話ではなく、以前にも同様のことがあったそうで、台湾当局は一時輸入を停止。2025年4月に再開したものの、現在は全量検査(抜き取り比率100%)に引き上げられています。
カドミウムってそもそも何?
カドミウムは、土の中に自然に存在する重金属のひとつ。田んぼの土にも含まれていて、イネ科の植物(お米・小麦など)は特に吸収しやすい性質があります。つまり、国産米100%で作られているせんべいでも、どうしても微量のカドミウムが入ることがあるんです。
日本で有名な「イタイイタイ病」の原因物質でもあり、名前を聞くとゾッとするのも当然。でも大事なのは「どのくらい摂取したか(量)」の話です。
日本と台湾、基準値はどう違うの?
ここが一番気になるポイントですよね。実は日本と台湾では基準値が大きく違います。
- 🇯🇵 日本(米の基準値):0.4 mg/kg(国際基準と同じ)
- 🇹🇼 台湾(乳幼児向け食品):0.040 mg/kg
- 🌏 国際基準(コーデックス):0.4 mg/kg
日本の基準値は0.4 mg/kgで、これは国際基準と同じ。台湾は乳幼児向けに特に厳しく設定していて0.040 mg/kg、なんと日本の10分の1の厳しさなんです。
今回検出された0.045mg〜0.074mgは、日本の基準値(0.4mg/kg)は余裕でクリアしています。台湾の乳幼児向け基準をわずかに超えた、ということです。
1袋食べても実際どのくらい摂取するの?
厚生労働省によると、一生涯摂取し続けても健康に悪影響が出ないカドミウムの量は、体重1kgあたり週7マイクログラム(μg)とされています。
Xでも計算してくれた方がいましたが、40g(12個入り)1袋から赤ちゃんが摂取するカドミウムはナノグラム単位。単純計算では、この量だけで1日の上限を超えることはないレベルです。
▶ 農林水産省|食品中のカドミウムに関する我が国の基準値
じゃあ岩塚製菓の赤ちゃんせんべいはどうなの?
Xで「岩塚製菓の方が安心」というポストも流れていました。岩塚製菓の「がんばれ野菜家族」も国産米100%使用の製品。
ただ、カドミウムは国産米を使っていても田んぼの土壌次第で含まれうるものなので、どのメーカーでも「完全ゼロ」にするのは現実的には難しいと言われています。重要なのは「日本の基準値をクリアしているかどうか」と「1日の摂取量のバランス」です。
結局、今あげていて大丈夫?
専門家(実践女子大学名誉教授・西島基弘氏)も「台湾の基準値を極微量超えた程度では健康に影響が出ることは考えにくい」とコメント。亀田製菓も「日本の国内基準に沿って製造しており、安心してお召し上がりいただいて問題ない」としています。
✅ お米食品をあげすぎない(特に離乳食初期)
✅ 気になったら農水省・製品公式サイトで最新情報を確認する
今回のニュースで「台湾は厳しすぎる」「日本は緩すぎる」どちらの意見もSNSで飛び交いましたが、台湾のように乳幼児向け食品に特別厳しい基準を設けるというのは世界的な流れでもあります。日本でも今後基準が見直される可能性はゼロではないので、引き続き情報をチェックしていきたいですね👀
📌 この記事のまとめ
- ✅ 台湾の乳幼児向けカドミウム基準値は0.040mg/kgで、日本(0.4mg/kg)の10倍厳しい設定
- ✅ 今回の検出量は日本の基準はクリア。台湾の乳幼児向け基準をわずかに超えた程度
- ✅ カドミウムは国産米に自然に含まれるもので「完全ゼロ」にするのは難しい
- ✅ 1種類に偏らずバランスよく使うことが現実的な対策!
