不妊治療の全記録|人工授精・体外受精までの通院スケジュールを公開!

はじめに|35歳を超えたら要注意!私が不妊治療で後悔した「楽観視」の落とし穴

💡 36歳で妊活を開始、でも私は楽観的すぎた

婚活をはじめたのは34歳。
妊活をはじめたのは36歳。

私はけっこう楽観的に考えるタイプで、
20代までに婚活しなきゃ!みたいなのも全然なく仕事に全力投球していました。

コロナ禍になってようやく
「私34歳じゃん。そろそろ婚活はじめるか」と気付き。

36歳で妊活を開始。
すぐにできるだろう」「まだ36だから」。
大丈夫、大丈夫~」と楽観視。

そしてあっという間の37歳。

KOI
KOI

皆さん、アラフォーって何歳からか知ってますか・・?

まいこ
まいこ

知ってるわ。
具体的な年齢範囲は決まってないけど、
一般的には37歳~43歳くらいまでの人を
アラフォーと呼ぶのよ。

そう。

楽観的な考えは、人生を生き抜くうえで大切な要素。

だがしかし・・・
不妊治療に関しては、やってはダメなこと第1位この楽観視。

そして卵子の質は、35歳を超えると急激に低下します。
私も不妊治療を受ける中で知りました。

知識がないから危機感がうまれず楽観視することになる

まず知識を付けましょう。

まだ不妊治療は開始しなくとも、どんな事をするのかだけでも知っておきましょう。

そうすれば、あなたの選択肢も広がります。

不妊治療の基本ステップ|タイミング法・人工授精・体外受精の流れと体験談

💡私の治療スタートはタイミング+人工授精!想像以上にスピーディーだった話

ステップ1
タイミング法・・・不妊治療の先生から「この日にタイミングを取ったらできやすいかも」とアドバイスを受けます。

ステップ2
人工授精・・・子宮内に精子を注入。一瞬で終わります。

ステップ3
体外受精・・・卵子と精子を受精させ、人工的な環境で受精卵(胚)を育てます。その後、育った胚を子宮内に移植します。とても高度な技術です。

KOI
KOI

私はタイミング法&人工授精からスタートだったよ。

タイミングは自分達で取ってたし、
すぐに人工授精から始めたいと先生に伝えました。

だんな
だんな

不妊治療を開始して、
10日後には人工授精を開始できたからビックリしたね。

KOI
KOI

うん。
そしてその人工授精1回で妊娠したのは、たまげたわ。
流産しちゃったけど。

不妊治療スケジュール表|私の通院記録を大公開!

💡具体的な通院日数・治療内容を時系列でチェック

日付治療内容通院内容
2月12日初診問診・血液検査・超音波検査
2月16日検査尿検査・精液一般検査
2月19日検査細菌培養同定検査(クラミジアなど)
日付治療内容通院内容
2月23日人工授精1回目精子処理・注入
2月26日排卵確認超音波検査検査で、排卵の有無を確認
3月1日体外受精準備開始自己注射の練習
3月22日妊娠判定超音波検査
KOI
KOI

3月7日には市販の妊娠検査薬で陽性が反応がでました。

その後、4月10日(8w2d)で赤ちゃんの成長が止まってると言われました。

日付治療内容通院内容
4月10日超音波検査胎児の成長が確認できず、医師から説明を受ける
4月18日子宮内容除去術(流産手術)手術を実施
4月26日術後の経過観察エコー検査で子宮内の回復状況を確認
KOI
KOI

4月17日。
重い生理痛が来たと思ったら、トイレでレバーみたいな塊が出てきました。
本当ならその塊をジップロックに入れて病院に持って行って検査するみたい。
でも私はそれ知らなくて、ふつうにトイレに流しました。

だんな
だんな

1か月後

日付治療内容通院内容
5月26日超音波検査エコー検査で子宮内の回復状況を確認
6月1日卵管造影検査
X線検査(造影剤使用)で卵管の状態を確認
6月5日人工授精2回目精子処理・注入
6月7日排卵確認超音波検査検査で、排卵の有無を確認
KOI
KOI

卵管造影検査は、人によってはめっちゃ痛い!って聞いてたからビビりながらやりました。そんなに卵管が詰まってなかったのか、重い生理痛のような痛みで終わりました。
診察台にのぼって、下半身は何も身に着けず、先生におっぴろげ状態でめちゃくちゃ恥ずかしかった。もちろん検査前におしりセレブで大事なところをキレイに拭き拭きしました。

日付治療内容通院内容
6月26日クロミッド錠処方排卵誘発剤の処方、服薬指導
7月2日LH検査、超音波検査、クロミッド錠処方尿検査、エコー、排卵誘発剤の処方
7月3日人工授精3回目精子処理・注入
7月6日排卵確認超音波検査検査で、排卵の有無を確認
日付治療内容通院内容
7月30日排卵モニタリング
超音波検査
尿検査(LH定性)で排卵時期を予測
7月31日人工授精4回目精子処理・注入
8月6日排卵確認
体外受精準備開始
超音波検査検査で、排卵の有無を確認
自己注射の練習
KOI
KOI

2人目も考えてるなら早く体外受精に移行すれば良かった。だって37歳の卵が凍結できるんだもん。若い内の卵子凍結が、どれほど大事か分かった気がした。

なかなか妊娠しない。
ある日朝起きると涙が止まりませんでした。
旦那と話して、体外受精に移行することを決めました。

日付治療内容通院内容
8月19日術前検査と排卵誘発準備血液採取、生化学検査(Ⅱ)、超音波検査、プラノバール配合錠の処方
9月6日排卵誘発治療開始血液検査(生化学Ⅰ・Ⅱ)、超音波検査、デュファストン錠の処方
・ゴナールエフペン皮下注(自宅注射指導)
9月11日ホルモン値確認と排卵モニタリングエストラジオール測定、血液採取、超音波検査、デュファストン錠の処方
9月14日排卵直前モニタリングLH測定、エストラジオール測定、超音波検査、デュファストン錠の処方、点鼻薬
9月19日採卵採卵手術
9月22日受精操作体外受精および顕微授精、新鮮精子加算、受精卵・胚培養管理(タイムラプス観察)
9月30日胚移植準備エストラジオール測定、FSH測定、超音波検査
・エストラーナテープの指導(10/2~11/29まで使用)
・採卵結果説明
10月10日子宮環境確認エストラジオール測定、ウトロゲステロン測定、生化学検査(Ⅱ)、ヒステロスコープ検査、超音波検査
・ウトロゲスタン膣用カプセル指導(10/14~11/24まで使用)
10月16日SEET法SEET法実施
10月19日胚移植胚移植手術
10月29日妊娠判定血液採取で妊娠判定
11月4日胎嚢確認超音波検査
11月11日心拍確認超音波検査
11月18日妊娠維持治療HCG注射、超音波検査
・ルテウム膣用座薬指導(11/25~11/30まで使用)
11月30日卒業超音波検査
KOI
KOI

体外受精、準備期間の8月は情緒不安定でイライラしたり1人で泣く事が多かったです。やっぱりこの歳じゃ妊娠しづらいんだと思ったら悲しくなって。

でも不思議と毎日自己注射を打つようになってからは落ち着いた。採卵に向けて頑張んなきゃって意識に変わっていった気がする。

まとめ|不妊治療を始める前に知っておきたいこと

💡私が治療を経験して感じた「事前に知っておけばよかった事」

はじめる前と後では、感じることが大きく違いました。

治療をはじめてみると意外とスピーディーに進み、もっと早く動いていれば選択肢が広がったのかもしれないと感じることもありました。

不妊治療は医学的な面だけでなく、精神的・経済的な負担も大きいものです。先の見えない不安やなかなか授からないむなしさに泣く事もあります。

そして、治療は思い通りに進むとは限りません。
私は幸運にも人工精1回目で妊娠しましたが、残念ながら流産しました。

「治療を始めればすぐに結果が出るわけではない」
「どんな結果になっても、自分を責めないこと」

これがとても大切だと学びました。

不妊治療は人それぞれの道のりがあります。

この記事が、これから治療を考えている方や、今まさに治療中の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。 焦らず、自分に合ったペースで進んでいってくださいね。

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